ベトナムはどんな国
「ベトナム」というと国民の大半が農民で、いまでも貧困から抜け出せない国だと思っている人は多いようです。
実際はそれとはまったく逆で、現在もの凄い勢いで変化しており、今後ますます発展する可能性の高い国のひとつなのです。
ホーチミン市には高層ビルもまばらで、中国の上海のようには行きませんが、それだけに、これからのベトナムから目が離せません。
ベトナムの経済成長の原動力は、安い人件費と優秀な労働力。世界の大手企業はこうしたベトナムの価値にいち早く着目し、ベトナムに生産工場を次々に設立しています。
かつては、中国が「世界の工場」と言われていましたが、ここ数年は人件費が高騰。そこで、中国の海岸沿いの南端に位置し、まだ人件費も中国の約半分程度のベトナムに工場を移し始めているのです。
中国でより安い人件費を求めるのなら、内陸部への移動が手っ取り早そうですが、そうすれば、今度は港までの輸送コストが大幅にアップしてしまうため、企業にとってはベトナムの方が有利となるわけです。
また、賃金が低水準であるにもかかわらず、識字率が高く、優秀な人材が多いのも、中国やインドよりも有利と言えます。
さらにベトナムは石炭、石油、金、銀、銅、錫や、農水産物、林業など資源も豊富で、それらを生かすためのインフラ整備も着実に進んでいます。
ベトナムへの進出を決めている企業には、半導体世界最大手インテル社が、2006年にホーチミン市に工場の設立を発表。日本も、キャノンなどがプリンター生産工場の設立を決めています。他にも、トヨタ、モトローラ、現代といった世界的企業が、ベトナムへの進出に興味を示しており、当分の間ベトナムは高成長が期待できるのです。
また、2007年にはWTO(世界貿易機構)にも正式加盟し、経済のグローバル化も進めています。
こうした中、ベトナムの株式市場が2000年に開場。こうした、経済の成長に伴い株価は着実に上昇し、世界から熱い注目を集めているのです。
2009年4月 9日|
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