ベトナム株の特徴とメリット
ベトナム株は「ホーチミン証券取引所」(2000年7月開場)と「ハノイ証券取引所」(2005年8月開場)で取引されています。
ベトナム株はまだまだ若い市場で、上場企業数は両取引所を合わせても200社程度。また、株式の時価総額も日本の240分の1の規模となっています。
上場企業数が少ない理由は、ベトナムは社会主義共和国であるため、企業の多くが「国営」であるということ。このため、会社の数が必然的に限られてしまうのです。
ところが、ベトナム政府は最近になって株式会社を増加する方向で動き始め、近い将来、現在ある国営企業の約80%を株式会社に、また、2009年を目途に770社を上場させ、いずれ1000社以上に増やしたいという意向を示しています。
さらに、ベトナムの株式市場はまだ小規模だとはいえ、市場は最新のコンピュータで管理されており、他の先進諸国と同じように世界の投資家からの投資が集めやすくなっています。これによって、株式時価総額も近いうちに現在の10倍までふくらむとも言われているのです。
ついこの間まで、世界の投資家は「BRICs」(中国・ブラジル・インド・ロシア)のに注目していましたが、今後は、「VISTA」と呼ばれる新興国(ベトナム・インドネシア・南アフリカ共和国・トルコ・アルゼンチン)に対し大変な期待を寄せており、中でも、条件のそろったベトナムは、世界中から有望視されているのです。
世界の投資家がベトナムに注目し始めた理由に、外国人のベトナム株保有率が30%から49%に引き上げられるなど、外国人投資家に対する規制がさらに緩められる可能性があることなどがあげられます。
また、最近のように世界規模で経済が大きく変動する時代では、外国株式で一番人気が高い中国株への投資をベトナム株にまわし、リスクを分散させることで、厳しい時代を乗り越えたいとする狙いもあるようです。
いずれにしても、ベトナムは短期間の上昇率が7%という高い経済成長率を誇っており、2007年にはWTO(世界貿易機構)にも正式加盟。これからも飛躍的な成長を続けると考えられているのです。
2009年4月 9日|
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